― 更新しなくても生徒さんが見つけてくれる仕組みをつくる ―
なぜ「固定ページ」で検索を集めるの?
お教室業では、ブログを毎日書くよりも、
「検索で見つかるページ(=固定ページ)」を育てる方が、
長期的に安定した集客につながります。
たとえば——
- トップページ
- レッスン紹介ページ
- 料金ページ
- お客様の声ページ
- よくある質問ページ
これらの固定ページは、時間がたっても検索に強く、
一度上位に表示されると長くアクセスを集め続けます。
つまり、
固定ページは“あなたの教室の営業マン”のような存在です。
キーワードリサーチが集客のスタート
SEOで結果を出すために、最初にやるべきは
「どんな言葉で検索されているか」を調べること。
検索されないキーワードでページを作っても、
どんなに良い内容でも“見つけてもらえない”のです。
🔍 Step 1|まずは「ラッコキーワード」で調べよう
無料ツール「ラッコキーワード」を使って、
あなたの教室ジャンルで検索されている言葉を洗い出します。
例:
- 「ピアノ 教室」
- 「英会話 教室」
- 「ピラティス 伊丹」
を入力してみると、こんな関連ワードが出てきます👇
ピアノ 教室 子ども
ピアノ 教室 料金
ピアノ 教室 大人 初心者
ピアノ 教室 南魚沼
この中から“自分の生徒さんが検索しそうな言葉”を選びます。
Step 2|「キーワードプランナー」で検索数を確認
次にGoogle広告の無料ツール「キーワードプランナー」で、
それぞれの月間検索ボリュームを確認します。
目安としては:
| 検索ボリューム | 用途 |
|---|---|
| 100〜1,000 | ブログ記事で狙う(個別テーマ) |
| 1,000〜10,000 | 固定ページやカテゴリーページで狙う |
| 10,000〜以上 | トップページのテーマに据える |
たとえば、
「英会話 教室」は1万以上で競合が強いですが、
「英会話 教室 南魚沼」は月間100〜1,000で、
地域密着の先生にはちょうどいい“勝てるキーワード”です✨
Step 3|キーワードを“ページ構成”に落とし込む
検索キーワードが決まったら、
それをページタイトル・見出し・本文の中に自然に組み込みます。
例:ピラティス教室の場合
| ページ | 狙うキーワード | タイトル例 |
|---|---|---|
| トップページ | ピラティス 伊丹市 | 伊丹市のピラティス教室|姿勢と体を整えるマンツーマンレッスン |
| レッスン紹介 | ピラティス 姿勢改善 | 姿勢を整えるピラティスレッスン|初めての方でも安心 |
| 料金ページ | ピラティス 料金 | 料金・体験レッスン案内 |
| お客様の声 | ピラティス 効果 | ピラティスで姿勢が変わった!生徒さんの体験談 |
Step 4|「1ページ=1キーワード」が原則
1つの固定ページでは、狙うキーワードを1つに絞りましょう。
あれもこれも詰め込みすぎると、
検索エンジンも「何のページか」が分からなくなります。
✅ 例:「ピアノ教室 大人 初心者」
→ “大人初心者”に特化した内容を書く
このように、1ページごとにテーマを明確にすると、
検索でも上位に上がりやすくなります🌸
Self Web Academyからのメッセージ
ブログを書く前に、
“どんなキーワードで、どんな人に見つけてほしいか”を決めることが、
ホームページ集客の出発点です。
この段階をしっかり押さえておけば、
あとから更新を頑張らなくても、
あなたのページが自然に検索され続ける仕組みができます。
次のレッスン
→ Lesson 3|キーワードを活かした固定ページ構成とSEO設計
(検索されて「予約につながる」ページづくりの実践)